タミフルと異常行動について~20歳未満のお子様がいらっしゃる保護者の方へ~


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薬剤師の波波です。

久しぶりに非医療関係者向けの医療記事になります。
タイトルにある通り、20歳未満のお子様がいらっしゃる保護者の方向けの内容となります。
時期が早いですが、インフルエンザのお話です。

タミフルと異常行動

「タミフル」「子供」というキーワードから「異常行動」を思い浮かべる親御さんは多いのではないでしょうか。
2007年、タミフルを服用したと見られる中学生が突然自宅から飛び降り、転落死するという事故がありました。
これを受けて国(厚生労働省)は「タミフルの影響かも知れないから、10歳以上の未成年の患者さんにはタミフル原則使わないように」という指示を出しました。

それから11年もの歳月を経て、この度タミフルが10歳以上の未成年の患者さんにも使えるようになったのです。
メディアでも報じられた(朝日新聞デジタル:2018年5月17日)ので、ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

タミフルの投与制限解除

ではなぜ今になって国(厚生労働省)は「10歳以上の未成年にタミフルを使っても大丈夫」としたのでしょうか?
結論から言うと、「タミフル以外の薬を使用した場合や、薬を服用していない場合でも異常行動は起きているので、過去の事故もタミフルのせいだとは断定できない。薬が何であれインフルエンザの時には異常行動に注意しましょう」という訳です。

インフルエンザ=異常行動の危険

つまりインフルエンザにかかった時点で、薬の服用の有無を問わず、異常行動を起こす危険が発生するのです。
ここまで「10歳以上の未成年」と述べてきましたが、10歳未満であっても異常行動の危険はありますのでご注意下さい。
目安として、発熱から2日間はお子様の様子を注意深く見ていただく必要があります。
時期にもよりますが、エアコンをつけるなどして、玄関やベランダなどは事前に戸締まりをしておきましょう。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい

参考 厚生労働省 中外製薬 朝日新聞デジタル
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